大半のエコノミストがPCEコア価格指数の前月比上昇率が鍵を握るとする一方で、回答者の10%はPCE総合価格指数の前月比上昇率が数カ月にわたり0.2%に鈍化する必要があるとみており、4分の1余りはPCE総合価格指数もしくはコア価格指数の前年同月比上昇率が数カ月にわたり低下することが重要だとしている。
いずれにせよ、どの見方もパウエル議長が示唆した目標への到達が近いとは捉えていないようだ。議長がすでに示唆している6、7両月の0.5ポイント利上げに加え、9月の0.5ポイント利上げも金利先物に織り込まれており、政策金利が年内に3%を上回るとの見方が優勢だ。
FRB、今後3会合で0.5ポイントずつ利上げへ-短期市場織り込む
調査に参加した大半のエコノミストによると、最近の物価高騰に対応して平均2%のインフレ率目標を変更する意向は連邦準備制度にはない。
原題:Here’s What Powell Means by ‘Clear’ Vow on Prices, Survey Says(抜粋)
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著者:Steve Matthews、Sarina Yoo
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