新型「ロードスター」、いち早く乗ってみた! 4代目オープンスポーツの進化に世界が注目

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ボディは大断面フレームワークとバックボーンフレームの構築で剛性を高め、前後のサスペンションの剛性も向上させた。一方で、アルミ素材を大胆に採用して、軽量化をはかった

例えば、パワートレイン。エンジン本体の高回転化に加えて、低背圧排気系を採用して、いわゆる「抜けのよいエンジン」にするだけではなく、日常での使い勝手の良さと、上まで伸びる気持ちよさを両立している。

それを支えるボディは剛性を高める一方で、アルミ素材をふんだんに使って軽量化をはかった。カチッとした操作感、サポート感の高いシート、ステアリングホイールからのフィードバックといったすべてをスポーティに作りこむことで、「気持ちのいいドライブ」ができるクルマに仕上げられている。

初代の持つ遺伝子を引き継ぐ

初代が持つ遺伝子を引き継いだまま、4代目ではなく、新生ロードスターとして生み出されたと言っていいだろう。世界中で初めてこのクルマを手に取る世代の若者にとっては、軽快かつスポーティで自分で操れる楽しさを知る機会になるだろうし、すべてのクルマ好きにとって福音となるに違いない。

「CX-5」に始まり、「アテンザ」、「アクセラ」、「デミオ」、「ロードスター」、さらに続く「CX-3」で、マツダのラインナップはほぼ生まれ変わる。わずか4年という短期間でブランド・イメージをがらりと変えた今、販売やサービスといった面をどこまで商品のイメージにあわせて引き上げていくかに注目したい。

川端 由美 モータージャーナリスト
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