「いいね!」が集まる投稿と集まらない投稿の違い 反響を得られる「投稿」の8つの共通点とは?

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③ フラットであること

LinkedInに限らず、SNS運用ではできるだけ「フラットな姿勢」を保つことが大切です。「教えてあげる」という上から目線な姿勢では、尊敬されるどころかどんどん人が離れてしまいます。これは、現実世界で立場のある人ほど注意が必要です。

実際、無意識のうちにSNSの中で尊大な言動を繰り返してしまう人は少なくありません。また、意見を述べるときも、あまりに一方的で極端な主張に偏っていないかという注意が必要です。ほかの異なる考え方も尊重しながら意見を述べるほうが、(SNSに限らずですが)他者には受け入れられやすいものです。そうしたフラットでフェアな姿勢を持っている人にこそ、多くの信頼が集まります。

”共感”が重要

④ 共感されること

独自性やオリジナリティーを出そうとするあまり、極端にとがりすぎて、人から理解も共感もされないということがあります。あまりに考え方が特殊で「間口」が狭すぎると、せっかくのアイデアや意見も人の心に届く前に拒絶されてしまうのです。

どれだけユニークな意見や内容であったとしても、一定数以上の人に「共感」される内容であることは大切です。自分のつながりやフォロワーが、「どのような投稿内容を求めているのか」を想像することにより、より伝わるコミュニケーションが可能になるでしょう。

(画像:『LinkedIn活用大全』P.122より)

⑤ 有益であること

LinkedInは「ビジネスSNS」ということもあり、有益な内容の投稿は歓迎されやすいです。もしある分野において高い専門性を持つなら、それを専門外の人にもわかりやすく説明できる投稿には大きな価値があるといえるでしょう。具体的で役立つ投稿をすることは、周囲への大きな「Give」だといえます。

またそれは、必ずしもビジネスに特化した情報である必要はありません。得られた気づき、日々の生活の知恵、それらが他者にとって大きな意味を持つこともあります。実際に、SNSで何気なく読んだ他者の投稿によって「人生観が変わった」という証言もあります。他者にとって有益な情報を提供しよう、そう思える気持ちは大切です。

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