米アンダーアーマーCEOが就任から約2年で退任へ 1つの四半期の業績が悪かった為ではないと言うが

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米スポーツウエアメーカー、アンダーアーマーは18日、パトリック・フリスク最高経営責任者(CEO)が退任すると発表した。同社株価は今月、期待外れとなった四半期決算を受けて急落していた。

6月1日にコリン・ブラウン最高執行責任者(COO)が暫定CEOに就任し、取締役会は常任の後任探しを進めると同社は説明。フリスク氏は8月までアドバイザーとして同社にとどまるという。フリスク氏は2017年に入社し、20年1月にCEOに就任した。

今年に入り株価はこれまでに5割下落

同社創業者でエグゼクティブ・チェアマンのケビン・プランク氏はインタビューで、取締役会はフリスク氏が入社以来注力してきた事業再編から、成長重視の姿勢へと転換する時期が来たと判断したと説明。今回の人事は1つの四半期の業績が悪かったためではないとし、「われわれは新たな章に期待している」と述べた。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、他の多くのアパレル企業と同様にアンダーアーマーも当初は大きな打撃を受けたものの、昨年の売上高は回復。ただ、サプライチェーン問題が業績の重しとなり、株価は今年これまでに約5割下落している

フリスクCEOSource: CNW

原題:Under Armour CEO Exits After 2 Years With Stock in Free Fall (1)(抜粋)

 

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著者:Kim Bhasin

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