家族全員「コロナに感染」自宅療養2週間のリアル 食料支給、医療保険など経験してわかったこと

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東京都の自宅療養サポートセンターから送られてきた食料の一部。おかゆなど病人向けのものもたくさん入っていました。この支援は自治体によって異なり、まったく食料支給のない自治体もあります(写真:筆者撮影)

結局、症状のピークは私と息子は3日間くらい、夫は2日くらい。でも楽になってからもずっと自宅から出られないことで、体力はさらに落ちてしまった気がします。2週間も近所のコンビニすら行けないというのは、心身ともにけっこうキツいものでした。

さらに、私と息子は完全復活するまでかなり時間がかかり、とくに息子は、もう普通に元気になったものの、今もたまに頭痛がするそうです。やはり新型コロナは油断はできないなとあらためて実感したのでした。

その一方、この感染は、私はちょうどほぼ家にひきこもっていたタイミングに息子が塾からウイルスを家に持ってきた可能性が濃厚なこともあり、「家族がいると、気をつけていたってかかるときはかかるものだな……。いつ完全収束するかはわからないし、基本の感染対策はしつつも、感染を恐れすぎてなにもかも自粛しすぎるのも違う気がするな」ともあらためて思ったのでした。

症状や自治体の対応までさまざま

ちなみに、保健所からの連絡ショートメール(感染結果と必要情報リンク)は、うちはPCR検査の翌日~2日後と、PCR検査にかかる時間を考えるとわりと全員スムーズでした。ただ、同じ東京都でも「なかなか連絡がこなかった」という声もあり、かなり差があるようです。なので、今回のマンガは、あくまで一例として参考にしてください。

とにかく、医療保険が自宅療養でも支払われるというのは今回の発見でした。まだまだ知らない人も多いと思うので、今回はこれをとくにお知らせしたくて描いてみました。

というわけで、今回のつかれないヒントは…

新型コロナに家族で感染してしまった。

症状やそのレベルは人によって千差万別。
でも自宅療養でも医療保険はしっかり支払われる。
忘れずに申請がオススメ!
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ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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