コレで約400万円、急騰「ターコイズ」奥深い投資術 おしゃれ要素だけではない、本当の価値を追求

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3大ターコイズのほか、市場評価が高い石も

──そんなに高騰しているんですね。ほかに著名な石にはどんなものがありますか?

「まず、アメリカのターコイズは、ネバダ、アリゾナ、コロラド、ニューメキシコの4州でしか採掘できないのですが、なかでもネバダがいちばんいい石が採れると言われています。その代表格、ローンマウンテン、ナンバーエイト、ランダーブルーを3大ターコイズと呼びますが、どれも市場価格は上昇傾向です」。

こちらは、ネバダ、アリゾナ、コロラド、ニューメキシコの4州で採掘できるターコイズの略地図(写真:OCEANS編集部)

──実際の価格は、どの程度になるのでしょうか?

「ナンバーエイトは、色が薄くて小さいものなら数千円で買えるものもありますが、上質でボリュームが少し大きくなると、40〜50万円というのもザラです。ランダーブルーに関しては、1974〜77年の3年間しか採掘されておらず、ハットマインと呼ばれて、帽子で覆い隠せるぐらいの量しか存在していません。1カラットで、10〜15万円程度だと思います」。

──そんなに希少なものを、みんなで買い求めているのですね。

「そうですね。とはいえ、3大ターコイズ以外にも、例えば、ネバダブルーやガドバーなど、市場評価の高い石は、いくつもあります。鉱脈ごとに色やウェブと呼ばれる模様の特徴が異なるのですが、その特性を強く反映した石は価値が上がることが多いです」。

ターコイズは、非常に小さなものから購入が可能(写真:OCEANS編集部)
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