新型ノア&ヴォクシー、買うならどのグレード? トヨタの人気ミニバン、オプション選びが重要

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グレードはどれを選ぶ?

上級グレードのノアZグレード(ハイブリッド車)(写真:トヨタ自動車)
上級グレードのノアZグレード(ハイブリッド車)(写真:トヨタ自動車)

グレード体系は複雑に見えてじつはシンプルで、上級グレードの「Z」、中間グレードの「G」、エントリーグレードの「X」の3つが基本で、エアロ系のグレードには頭に「S-」が付き、エントリーグレードの「X」には設定されない。また、ヴォクシーには非エアロ系グレードが用意されないため、「S-Z」と「S-G」の2グレード展開となり、必然的にエアロ系グレードが設定されない「X」はノアのみに用意されるグレードとなる。

基本的にエアロ系と非エアロ系の違いは外装(ホイール含む)のみに限定されているので、ここは個人の好き嫌いで選んでしまって問題ない。価格差は7万~8万円なので、エアロ系の外観が好みの人にとっては買い得感が高いと言えそうだ。

8人乗りを選ぶなら必然的に「G」or「X」グレード

8人乗りのインテリア(写真:トヨタ自動車)
8人乗りのインテリア(写真:トヨタ自動車)

では「Z」系、「G」系、「X」の3グレードの中でどれを選ぶかという問題だが、まず乗車人数が「Z」系が7人のみ、そのほかのグレードは7人と8人を選ぶことができる。そのため、どうしても8人乗車でないとNGという人は「Z」系グレードは候補から外れることになるだろう。

スマホ連動機能が便利なディスプレイオーディオ(写真:トヨタ自動車)
スマホ連動機能が便利なディスプレイオーディオ(写真:トヨタ自動車)

もっともベーシックな「X」では、ブラインドスポットモニターや駐車・走行支援の「トヨタチームメイト」、10.5インチのディスプレイオーディオといったメーカーオプションが選択不可となり、電動スライドドアやディスプレイオーディオもオプション設定となってしまう。

しかし、先進安全装備などは当然ながら標準装備となり、ハイブリッドモデルで305万円~、ガソリンモデルで267万円~という価格は正直魅力的。そこまでの装備はいらないけれど、安全なミニバンがほしいという人には意外とオススメできるグレードだ。

次ページグレードによって選べるメーカーオプションも変わってくる!
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