昨年12月に9代目へとフルモデルチェンジを果たしたスズキのベーシック軽セダンである「アルト」。この新型アルトは、ベーシックカーという基本に立ち返り、「ゲタを極める」というコンセプトのもとで誕生したモデルとなっている。
つまり、高級化が目覚ましい軽自動車において、装備を厳選して移動のアシとして価格を抑え、47万円という低価格を実現した元祖ベーシックカーの初代モデルを目標として生まれた1台というわけだ。
そうは言いつつも時代の流れはしっかり反映し、アルトとしては初のハイブリッドモデルを設定したほか、先進安全装備のスズキセーフティサポートを全車に標準装備とし、フロントシートSRSサイドエアバッグやSRSカーテンエアバッグも全車標準装備とするなど、安全装備に抜かりがないのは、ライバル車であるミライースに対するアドバンテージとなっている。
そんな基本はしっかり押さえたベーシック軽の新型アルト、実際に購入するとしたらどのグレードがオススメなのだろうか?
ハイブリッド2グレード、ガソリン2グレードの合計4グレード
新型アルトのグレード体系は、価格が高い順から「HYBRID X」「HYBRID S」「L」「A」という4グレードとなり、上級の2グレードは、その名前からもわかるようにハイブリッドモデルとなっている。気になる価格は以下のとおりだ(すべて2WDの価格)。
HYBRID S 109万7800円
L 99万8800円
A 94万3800円
従来型に存在していたホットモデルの「ワークス」や、商用登録となる「バン」は今回用意されておらず、ビジネスユーザー向けには「A」がその役割を果たす。
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