「糖質カット」炊飯器、人気の2商品を検証してみた 仕組みや使い勝手、おいしさは?
抑える糖質量で考えると糖質カットタイプを選びたくなるが、気になる点も……。
「分湯方式は、糖質と一緒にアミノ酸などうまみ成分も一緒に排出されてしまう。また、コメの糖質はでんぷんですが、甘みや粘りけのある食感をつくるでんぷんが少なくなると、物足りなさを感じるかもしれません。カレーやチャーハンには向いていますが、白米の味わいを楽しみたい場合は、低糖質タイプの水分増し方式を選ぶといいかもしれません」
白米好きは、コメらしい味を楽しみたいもの。糖質カットタイプを選びたければ、
「卵かけごはんにしたり、削り節などうまみ成分が多い食材をのせる、お茶漬けにするなどでおいしく食べられますよ」
それぞれのタイプの売れ筋を試してみた!
◆forty-four 炊飯器LOCABO(税込み価格1万5000円)
糖質(コメのでんぷん)が水に溶け、外釜にたまる二重構造。糖質カット炊飯はふつうとやわらかめが選べる。糖質最大45%カット、コンパクトなので2台目でも場所をとらない。通常炊飯や玄米炊飯も可能。
【感想】コメにツヤがなく、多少パサつき感があり、粒がぱらぱらとした感じがある。ふつうモードだと少しかため、コメのうまみは通常炊飯に比べて少ない。
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