「糖質カット」炊飯器、人気の2商品を検証してみた 仕組みや使い勝手、おいしさは?

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

抑える糖質量で考えると糖質カットタイプを選びたくなるが、気になる点も……。

「分湯方式は、糖質と一緒にアミノ酸などうまみ成分も一緒に排出されてしまう。また、コメの糖質はでんぷんですが、甘みや粘りけのある食感をつくるでんぷんが少なくなると、物足りなさを感じるかもしれません。カレーやチャーハンには向いていますが、白米の味わいを楽しみたい場合は、低糖質タイプの水分増し方式を選ぶといいかもしれません」

白米好きは、コメらしい味を楽しみたいもの。糖質カットタイプを選びたければ、

「卵かけごはんにしたり、削り節などうまみ成分が多い食材をのせる、お茶漬けにするなどでおいしく食べられますよ」

それぞれのタイプの売れ筋を試してみた!

◆forty-four 炊飯器LOCABO(税込み価格1万5000円)
forty-four炊飯器LOCABO(税込み価格1万5000円)(写真:週刊女性PRIME)

糖質(コメのでんぷん)が水に溶け、外釜にたまる二重構造。糖質カット炊飯はふつうとやわらかめが選べる。糖質最大45%カット、コンパクトなので2台目でも場所をとらない。通常炊飯や玄米炊飯も可能。

内釜がざる状の釜と通常の釜の二重構造になっている。ざるから水分が落ちて下の釜にたまる(写真:週刊女性PRIME)
お米をといでざる釜に入れる。内釜の目盛りに合わせて水を入れてざる釜をセットして水に浸す(写真:週刊女性PRIME)
糖質カットモード(ふつう)で約45分で炊き上がる。ざる釜の下に残った水で蒸し上げる仕組みだ(写真:週刊女性PRIME)
ざる釜の下には、デンプンを含んだお湯が残っている(写真:週刊女性PRIME)
削り節をのせた卵かけごはんにすると、粘り気のなさが目立たず、削り節でうまみ成分も加わりおいしくいただける(写真:週刊女性PRIME)
【感想】コメにツヤがなく、多少パサつき感があり、粒がぱらぱらとした感じがある。ふつうモードだと少しかため、コメのうまみは通常炊飯に比べて少ない。
次ページ低糖質タイプを試した結果
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事