「食事のマナー」知らないと恥ずかしい基本の基本 大人のエチケットとしてしっかり押さえておこう
・食べる前に「塩」を振らない
食べる前に料理に塩を振らない。料理人に対してそのような失礼な態度をとらない。
・「食べてみたら?」と強要しない
健康上や宗教的な理由であれ、どんな場合でも相手の食事の決まりごとを尊重する。信条に反する食事を無理強いしたり、緊急治療室で一晩過ごす羽目になるリスクをとらせたりしない。「いいから、エビを食べてみなよ。死にはしないんだからさ」などと口にしない。
・「予約」は必ず入れる
予約をしない人はすぐにまわりからの評判が悪くなると心得る。やむを得ずキャンセルしたり人数を変更したりする場合、できるだけ余裕をもって事前に伝える。
ワインの作法
・ワインは「おすすめ」を聞く
ワインは好きなものか、困ったらソムリエか同伴者に薦められたものを注文する。
・「赤ワイン」を頼むとき、「白ワイン」を頼むとき
概して、赤ワインは赤身の肉、トマトソースのパスタ、重めの主菜に合わせる。白ワインは魚、チキン、サラダ、軽めのソースのパスタに合う。
・「ラベル」「コルク」「テイスティング」の順に進む
ワインをボトルで注文すると、ソムリエによって運ばれてきて、ラベルを見せられ(実際に注文したものかどうか確認するため)、コルクを渡される(コルクが乾燥していないか確かめるため)。それから、ソムリエはグラスに一口分のワインを注ぐ。手短に試飲をすませ、そのワインでよければ、ソムリエに注ぐよう伝える。まずは同席者に、そのあとで自分のグラスに注いでもらう。
白ワインの場合、ソムリエはボトルをテーブル横のクーラーに入れて置いていく。赤ワインの場合は、テーブルにそのまま置いていかれる。
・注ぎ終わるとき「ボトル」を回す
ワインをグラスに注ぐとき、みっともなくしずくが落ちたりしないよう、ボトルを少し回しながら注ぎ終える。