消え入りそうな「自己肯定感」を自分で高める方法 「スルータイム」を意識し、つらさを乗り越える

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一方で、自己肯定感が高い人は、他人の目を気にせず、他人からの評価にも振り回されることがありません。ダメ出しされても 自分の改善点ととらえ、成長へのチャンスへと変えていきます。

また、悪い出来事が起きても、それを乗り越えられる強い精神力を持っているため人生を楽しむこともできます。自己肯定感が高いほど、人生が豊かになり楽しくなるのです。

自己肯定感はセルフケアで高められる

たとえ自己肯定感が低い大人になったとしても、自己肯定感は今からでも高めることができます。

そのためには、自分自信を大切にする思考や習慣、経験を積み重ねていくことが欠かせません。

今までに得られなかった「自分は大丈夫」「自分はみんなから大事にされている」という実感を得続けることで、自己肯定感を少しずつ高めることができるのです。

そのことは脳の仕組みからも説明することができ、「網様態賦活系(RAS)」という、脳内で情報処理をする際に重要な役割をする機能があるのですが、日々自己肯定感のケアを続けることで、自己肯定感を高める要素に鋭敏になっていきます。

すると脳は「自分にとっていいこと」を探すようになり、考え方や感情が変わって、判断力がよくなり、自分を大切にする選択が増えていくのです。

ただ、自己肯定感はいきなり高くはなりませんから、少しずつの取り組みがポイントになります。小さなことから始めていくことで、ものごとの考え方や意識の持ち方が変化していきます。

そして、徐々に自己肯定感が高まり、楽しい人生を手に入れることができるでしょう。

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