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東証「市場区分の見直し」でなぜ5年もかけたのか マネックスの松本大CEOが指摘する改革の問題点

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東証の新市場区分が4月4日から始動した。取引所の改革の問題点は何か。さまざまな立場から意見を聞いた。1人目は、マネックスグループCEOの松本大氏。

まつもと・おおき/1987年東京大学法学部卒業、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券入社。ゴールドマン・サックス証券を経て1999年にマネックスを創業(撮影:今井康一)

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今回の市場再編の議論は、投資家目線で、リスクを取る人にとって使いやすい市場にしようとしてスタートしたはずだ。取引所だけではなく政府も資本市場改革に向けて旗を振ってきた。

しかし、結果として発行体の事情や要求に耳を傾けすぎた。一例が経過措置の存在だ。日本の資本市場で「当分の間」というと、永遠を意味する。市場は生き物なのだから、いったん決めたルールが例えば20年も変わらなければ、必ず陳腐化してしまう。

本来ならば議論は半年で

そもそも取引所のカテゴリーを見直すだけで、5年もかかってしまうのがおかしい。この数カ月でとくにそう感じているが、国の制度や外交のあり方、国と国との関係すらアジャイル(機敏)に変わっている。

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