BMW「i360」が切り開く新ジャンルとは? <動画>スマートカーポートの世界へようこそ
BMWは電気自動車の充電の新たなビジョンを披露した。同社が将来的に実現を見込むコンセプトは、「太陽光発電と蓄電を兼ね備えたカーポートシステム」。1月8日にラスベガスの家電展示会CESで明らかにした。
BMWは電気自動車の動力供給の近未来を披露するため、ラスベガスに降り注ぐ砂漠の太陽をうまく利用した。
環境にやさしいデザイン
40枚のソーラーパネルと、住宅と車の両方とのコミュニケーション能力を持つ最先端をいく高機能蓄電システムを備えたスマートなデザイン「i360カーポート」が、その近未来システムだ。
展示会場で案内をしているジュリアン・ライニッチ氏によると、このカーポートは、クリーンなエネルギーを供給するとともに、環境にやさしいデザインだと言う。「我々がここで行っていることは、持続性のある交通手段を実現するために意識を高く持ったアプローチです。竹状の構造や、自動車に使用されるカーボンファイバー製の部品や、様々な持続性のある資材を使用しています。ガラス製パネルはとても耐久性のあるモジュールとなっており、非常に効率的で、かつデザイン性も高いです」。