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リモート化で地域格差が地方にも広がるか 東京脱出組による地方の「東京化」

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リモートワークの一般化によって、一部のビジネスパーソンが東京を脱出しているという。筆者の周囲でも何人かが地方に転居した。話を聞くと、高い家賃と長い通勤時間から解放されて快適そうだ。

こうした動きが主流となるかはわからない。もしそうなった場合、社会にどういった影響を与えるのだろうか。

社会学者である早稲田大学教授の橋本健二氏は近著『東京23区×格差と階級』で、東京23区について「労働者の階級や収入と、彼らが居住する地域とは100年以上にわたり密接に結びついてきた」と指摘する。

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