マンダムが「不文律」を壊して挑む新ブランドの形 創業家の西村社長「ギャツビーに甘えていた」

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1980年以来の業績不振に陥っているマンダム。外出自粛で得意のスタイリング剤などが苦戦する中、どのような復活戦略を模索しているのか。

目元ケアや男性メイクなど新しいメンズコスメ市場を開拓(記者撮影)

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「ギャツビー」のスタイリング剤やペーパーシートを一度は使ったことのある男性は多いだろう。しかし、同ブランドを販売するメンズ化粧品最大手のマンダムは、コロナ禍のあおりを受けて2021年3月期に40年ぶりの営業赤字を計上した。
2021年4月に社長に就任した西村健氏は39歳。逆風下にあるマンダムをどう立て直すのか。創業家出身の西村社長に聞いた。

「若者向けはギャツビー」という固定概念

――逆風下で社長に就任しました。最初に着手したことは何ですか。

組織風土改革だ。マンダムは創業94年の老舗企業。1980年の経営危機以降、40年ほどは順調満帆だった。とくにここ最近はインバウンドの恩恵を受け、実力以上の成長をしていた。一方で、メスを入れなくてはいけないところに対応できていなかった。それがコロナ禍になって顕在化してしまった。

――どのような問題が顕在化したのでしょうか。

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