有料会員限定

どうする みずほ 外部招聘の現実味

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
(撮影:今井康一)

特集「みずほ 解けない呪縛」の他の記事を読む

「『みずほ(瑞穂)』は、『みずみずしい稲の穂』を表す言葉であり、『みずほ(瑞穂)の国』は、実り豊かな国を意味する日本国の美称として用いられています。

この名称は、グローバルな金融市場において、日本を代表する金融機関として、最高水準の総合金融サービスにより、国内外のすべてのお客さまに豊かな実りをご提供していくという決意を込めたものです。

みずみずしさを感じさせる若々しい語感は、新しい企業文化にふさわしく、広くみなさまに親しんでいただける名称であると考えています」

これは、みずほフィナンシャルグループが、「みずほ」という名前の由来について説明したものだ。

バブル崩壊後、不良債権処理に苦しんでいた都市銀行は相次いで合併し、巨大なメガバンクグループが誕生。その先駆けがみずほだった。

それから20年余りが経過、はたしてこの説明どおりの金融機関になれたかと問われれば、その答えは「否」だろう。終わりが見えないシステム障害によって、「最高水準の総合金融サービス」も「国内外のすべてのお客さまに豊かな実りをご提供していく」こともできていないからだ。

関連記事
トピックボードAD