コロナ後に狙える株を『株式ウイークリー』の編集長が厳選
日経平均株価は今年2月に3万円(取引時間中)を超えたところで一服。その後はモミ合いで徐々に上値を切り下げる展開が続いている。東京証券取引所に上場する全銘柄を対象にしたTOPIX(東証株価指数)はやや底堅い。これは日銀の金融緩和によるETF(上場投資信託)の購入が日経平均連動型からTOPIX連動型にシフトしたためで、全体相場が大きく底割れする懸念はまだ大きくはないと考えられる。とはいえ上値が重いことに変わりはない。
会員制投資情報誌の『株式ウイークリー』は毎週6銘柄に注目して、3カ月〜半年で1割の株価上昇を目指している。コロナ禍が長引く中で、勝ち組の銘柄選びは難しくなってきている。好業績かつ割安で、チャートの形や需給関係がよいことが望ましいが、「コロナ後」を見据えると「中長期で変わる社会」というテーマに沿うことも重要だ。
緊急事態宣言が8月末で終わるかどうか、本稿執筆時点では見極めにくい。それでも秋以降には外出自粛の緩和がなされ、経済の正常化が加速するのではないか。人の移動が戻ってくれば、公共交通機関には追い風となる。
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