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アート投資の極意5カ条 会社員がイチから始める

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儲けたいからと今高額な作家の作品を買っても、必ずしもうまくいかない。

アート投資は市場参加者の裾野が広がってきた(写真はSBIオークションの下見会)

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アートは資産の1つであり、投資の対象になる。株式のように短期的に利ザヤを得るのには向いていないが、じっくり長期保有をすれば、ほかの金融商品より圧倒的に高いリターンを得ることも可能だ。

中でも現代アートは、会社員の限られた予算でも購入できる作品があるため、比較的とっつきやすい。では、どういう基準で買えばいいのか。その極意をお伝えしよう。

まず心得てほしいのは、投資をするのはある作品に対してではなく、それを生み出す作家に対してであるということ。彼らへの評価や将来への期待が作品の値段になる。スタートアップ企業への投資に例えるなら、エンジェル投資家が起業家に出資することと同様だ。

作家選びの際に最も重要なのが、信頼できるギャラリーから購入すること。作品のプライマリー(1次流通)市場であるギャラリーは、作家にとって芸能事務所のようなもの。彼らがどの程度力を入れて作家をプロモーションするかによって、作家の将来性も変わってくるからだ。

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