新学習指導要領で導入される教育はどんなものか。先進事例を紹介。
プログラミング
4月から全面実施となる新学習指導要領で必修化された「プログラミング教育」。どのような動きや記号を組み合わせれば意図した活動に近づくかを論理的に考える「プログラミング的思考」を養うことが狙いだ。コンピューターで「プログラミングスキル」を磨くことは目的ではない。
新学習指導要領では、小学校のプログラミング教育はA〜Fに分類される。そのうち学校の教育課程内で行われるのはA〜D分類。5年生の算数「正多角形」と6年生の理科「電気」のように単元が例示され、必ず実施するものがA分類だ。
このほか、各校で工夫して各教科に位置づけるB分類、授業時数外として実施するC分類、クラブ活動のD分類がある。教育課程外では、学校を会場とするE分類、学校外でのプログラミングの学習機会としてF分類もある。
板橋区立成増ヶ丘小学校は、2018〜19年度の東京都のプログラミング教育推進校だ。同校は19年、6年生の有志によるチームが、レゴを使ったロボット競技の世界大会に出場。公立小学校の単独チームとして同大会に出場したのは同校が初だ。この活動はE分類に当たり、同校は学校で実施可能なA〜E分類のすべてのプログラミング教育に取り組む。
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