東工大院、東大院、工学院大の理系学生に学生生活の実態を聞いた。
「講義や研究で忙しい」といわれる理系学生。その具体的な内訳はどうなっているのか。一般的な4~6年間の過ごし方は、下図のとおりだが、学校や学部によっても異なる。そこで、3人の大学生・大学院生にそのキャンパスライフの実態を聞いた。
東工大大学院 機械|中川さんの場合
東京工業大学の工学院機械系機械コース修士2年生の中川剛さん(仮名)は、「学部2年生から機械系の専門科目の履修が始まり、課題も多くて勉強量はその頃がピークでした」と振り返る。同校では1年生は教養科目が中心で、2年生のときに自分が進む“系”を選択する制度になっている。
埼玉県の実家から目黒区の大岡山キャンパスまで片道約2時間。1限の講義に出席するためには、朝の7時に家を出る必要があった。
3年生になると履修科目数が落ち着くため「土日含めて週3日、家電量販店で終日アルバイトをしていた」という。さらに3年の夏までバドミントンサークルに所属。週に3回ある18時から21時までの練習に参加していた。最後は副部長として活躍していたという。
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