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自民党新体制人事に見る改憲への首相の「本気度」 憲法改正推進本部が新体制下で初会合

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憲法改正推進本部で際立つ「改憲シフト」。安倍氏は首相在任中の悲願達成を狙うか。

自民党の憲法改正推進本部長を務める細田博之元官房長官(毎日新聞社/ アフロ)

自民党の憲法改正推進本部(本部長・細田博之元官房長官)は10月11日、9月の内閣改造・党役員人事に伴う新体制で初会合を開いた。発足した新体制に全国各地での改憲論議を活発化させる遊説・組織委員会が新設され、委員長に安倍晋三首相に近い古屋圭司元国家公安委員会委員長が就任した。

新体制は再登板の細田本部長(細田派)以下、次のような布陣である。最高顧問・高村正彦元副総裁(留任=非国会議員元麻生派)、特別顧問・吉田博美前参議院自民党幹事長(新設=非国会議員元竹下派)、同・柳本卓治前参院憲法審査会長(非国会議員元二階派)、本部長特別補佐・森英介元法相(前衆議院憲法審査会長=麻生派)、同・中谷元・元防衛相(前衆院憲法審査会与党筆頭幹事=無派閥)、本部長代行・古屋氏(無派閥)。

顧問・下村博文選挙対策委員長(前本部長=細田派)、鈴木俊一総務会長(麻生派)、石破茂元幹事長(石破派)、関口昌一参院議員会長(竹下派)、世耕弘成参院自民党幹事長(細田派)ら12人。本部長代理・野上浩太郎前官房副長官(同)、事務総長・根本匠前厚生労働相(再登板=岸田派)、事務局長・山下貴司前法相(元事務局次長=石破派)。

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