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ネガティブイメージが先行、就活「銀行離れ」止まらず 人気ランキングが年々低下

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数年前まで人気企業の筆頭にあった銀行の凋落が著しい。その背景とは。

合同企業説明会などに就活生は集まるが、かつての勢いはない(撮影:尾形文繁)

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「ネガティブな報道ばかり流れている」(東京大学・文系男子)、「オワコン」(宇都宮大学・文系女子)──。銀行の人気が下がると予想した就活生にその理由を聞いたところ、厳しいコメントが相次いだ。

就職情報会社の文化放送キャリアパートナーズが今年の就活生(2020年卒生=現大学4年生、大学院2年生)に、「就職人気が下がる業界」を尋ねたところ、銀行と37.6%が回答しトップ。2位のレストラン・フード(11.0%)を大きく引き離す結果になった。

銀行離れの傾向は、同社の就職人気ランキングにも表れている。10年卒以降の11年間で、主な銀行10行の就職人気ランキングを振り返ってみると、20年卒の順位が最低を更新した銀行は5行ある。傾向としてこの1〜2年の凋落が激しい。

三菱UFJ銀行は13〜16年卒において4年連続でランキング1位になるなど高い人気を維持していたが、19年卒から下落。20年卒ではトップ10からも外れた。

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