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おカネの3大悩み 超入門 共働きから相談の多い

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(freeangle / PIXTA)

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共働きの夫婦からおカネに関する相談を受ける機会が多い。「おカネが貯まらない」といった基本的な質問から「住宅を購入したいが買えるか」「子どもを小学校から私立に入れたい。おカネは大丈夫そうか」といった質問まで、相談は多岐にわたる。今回は共働き夫婦から受ける相談の中で、多いものを三つに絞って解説する。

1. 貯金がまったくできない

お互いがフルタイムで働く世帯は、おカネが貯まらないケースが非常に多い。当たり前だが、共働きで収入が多くても、支出が多ければおカネは貯まらない。反対に支出が少なければおカネは貯まる。重要なのは、収支のバランスだ。

貯金ができない共働き世帯が陥りがちなおカネの管理方法は二つ。一つは、家賃や水道光熱費など、共有部分の費用は折半して、ほかはパートナーと財布を分けて収支を明かさない「秘密型」。もう一つは、夫が固定費、妻は食費などの変動費というように、支出を項目ごとに負担する「分担型」だ。

これらの管理方法は財布の中身を共有していないので、「パートナーが貯金しているはず」と互いに思っていたが、フタを開けると二人ともおカネを貯めていなかった……というケースが多い。おカネを貯めたいと思ったら、まずは互いの「収支」を共有することだ。

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