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盟友テスラの期待と不安 「モデル3」は立ち上げに苦戦

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世界のEVシフトを先導するイーロン・マスクCEO(Tesla/UPI/アフロ)

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「テスラで最も大きな問題があるところにつねに自分のデスクを動かしている」(イーロン・マスクCEO)

11月1日に行われた決算の電話会見で、自身が電池工場ギガファクトリー(米ネバダ州)に身を置いている理由をマスク氏はそう説明した。

テスラ初となる低価格帯の電気自動車(EV)として発売した「モデル3」。同社の中で重要なマイルストーンと位置づけられるが、量産立ち上げに苦戦している。2017年度第3四半期(7~9月)の生産実績は260台と当初計画の1500台に大幅未達。週5000台まで引き上げるという生産目標の達成も、17年末から18年3月へ後ろ倒しした。

17年度の累計(1~9月)で最終損益は12.8億ドルの赤字。前年度通期の赤字額(6.7億ドル)を大幅に上回っている。

苦戦の原因は電池パック組み立てと車両組み立てにある。

ギガファクトリーでは、パナソニックが生産した電池セルをテスラがモジュール化している。この工程の一部を委託していた業者が機能せず、生産の立ち上げ後にテスラが担当することになった。

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