仁義なきEV電池バトル 供給不足で争奪戦へ

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
拡大
縮小

EV普及で電池メーカーも投資を加速。需給逼迫の懸念も。

テスラ車の底面には約7000本の電池が並ぶ

特集「EVショック」の他の記事を読む

電気自動車(EV)の製造コストの約半分を占めるといわれる車載電池。市場の本格拡大を前に、電池メーカーによる投資が加速している。

パナソニックは米EVメーカーのテスラに、車載電池を独占供給している。同社の新車種「モデル3」の好調な受注を受け、米ネバダ州にある巨大電池工場「ギガファクトリー」への投資を前倒しで進めた。投資総額はテスラ、地元自治体と合わせて5000億円。2020年にギガファクトリーが完成すると、年間でEV50万台分の電池の生産が可能になる。

現在、リチウムイオン電池市場はシェア1位が韓国サムスンSDI、2位がパナソニック、3位が韓国LG化学。日韓勢の3強で世界シェアの約6割を占める(テクノ・システム・リサーチ調べ)。

韓国勢は独フォルクスワーゲンや独BMWなど、欧州の自動車メーカーに先んじて拡販している。さらなる取引拡大を狙い、サムスンSDIとLG化学はそれぞれ4000億ウォン(約400億円)を投じ、ハンガリーとポーランドに工場を建設中だ。

関連記事
トピックボードAD
トレンドライブラリーAD
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
EVショック
アルミ、炭素繊維が大攻勢
車体から窓まで軽量化
車載電池用で追い風吹く
数年後に電池が足りなくなる
仁義なきEV電池バトル
供給不足で争奪戦へ
»»Part2|部材メーカーの新勢力
EVの時代は本当にくるのか(3)
EVの時代は本当に来るのか?(2)
EVの時代は本当に来るのか(1)
マイルドHVで巻き返し
京大発ベンチャーも渦中
いまさら聞けない
消えるガソリンスタンド
EV時代に活路はあるか(2)
EV時代に活路はあるか(1)
エンジンが消える未来
第3次ブームは本物か
欧州発のEVウエーブ
エンジンにこだわるな トヨタもEVシフトを
日本経済の試練 EVショック
»»Part1|ガソリン車に吹く逆風
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
東洋経済オンライン有料会員のご案内