有料会員限定

日系部材メーカーの商機 車載電池用で追い風吹く

印刷
A
A

EVなどの車載電池は品質への要求が厳しい。技術力の高い日系部材にはチャンスだ。

セパレーター
電池の安全性担う絶縁材 日本勢が高い競争力

ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の普及により、脚光を浴びるリチウムイオン電池。使用部材は20以上に及ぶが、代表的なのが正極・負極材、セパレーター(絶縁材)、電解液だ。容量の大きな車載用リチウムイオン電池の需要拡大に伴って、こうした主要部材も急速な市場拡大が予想されている。

特集「EVショック」の他の記事を読む

その一つであるセパレーターは、正極材と負極材の間に挟む多孔質膜(超微細な無数の穴が開いたフィルム膜)。電池の安全性を担う重要な部材だ。リチウムイオン電池は正極・負極間をイオン粒子が行き来して充放電が行われる仕組みだが、両方の電極が直接接触するとショートを起こし、異常発熱や発火事故につながる。

セパレーターの役割は、微細な穴によって正極・負極間のイオン伝導性を確保しつつ、両電極材を隔ててショートを防止すること。また、一定の温度に達すると膜の穴が溶融してふさがるように設計されており、何らかの原因で電池内が異常発熱した際、電極間のイオン移動を止めて電流を遮断するシャットダウン機能も果たす。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
EVショック
アルミ、炭素繊維が大攻勢
車体から窓まで軽量化
車載電池用で追い風吹く
数年後に電池が足りなくなる
仁義なきEV電池バトル
供給不足で争奪戦へ
»»Part2|部材メーカーの新勢力
EVの時代は本当にくるのか(3)
EVの時代は本当に来るのか?(2)
EVの時代は本当に来るのか(1)
マイルドHVで巻き返し
京大発ベンチャーも渦中
いまさら聞けない
消えるガソリンスタンド
EV時代に活路はあるか(2)
EV時代に活路はあるか(1)
エンジンが消える未来
第3次ブームは本物か
欧州発のEVウエーブ
エンジンにこだわるな トヨタもEVシフトを
日本経済の試練 EVショック
»»Part1|ガソリン車に吹く逆風
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内