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親とのコミュニケーション術 きっかけを逃さない

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片付け以前に何より大事な親との会話。親の物を減らすために役立つ言葉とは?

実家に帰るたびに物が増えている(写真はイメージです)

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「また物が増えている」「掃除も行き届いていないようだ」「きれい好きだった母がいったいどうして」──。夏休みで半年ぶりに帰省し、実家に忍び寄る変化に、あらためて不安を覚えた読者も少なくないのではないでしょうか。

今、親世代の住まいには、驚くほどのスピードで物が増えています。便利なコンビニや100円ショップが近所にあり、ネット通販やテレビショッピングで食品も服も家電も居ながらにして手に入る。このように簡単に物が入ってくる一方で、捨てるのは大変です。ゴミ出しの日にちは決まっているうえに、分別が複雑で面倒、しかも大きな物は有料。そのため、いったん家の中に入った物が外に出ていきにくく、家の中に停滞してしまうのです。

私は「大人片づけ」という講座を開いていますが、子世代の受講生がよく口にするのが、「親が片付けようとしない」という悩み。聞けば「こんな物捨てちゃえば?」「いったいいつ使うつもり?」と親を否定する言葉を口にしていたり、久しぶりの実家でいきなり「権利証は?」「通帳は?」とおカネの絡むところに手をつけてしまったり。片付け以前に、コミュニケーションの仕方に問題があるケースが多いようです。

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