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空き家管理・遺品整理 サービスを上手に使う 新ビジネスが続々誕生

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空き家になった実家の管理や遺品の片付けを負担に思う人は多い。利用できるサービスは増えているが、業者選びには注意が必要だ。

横浜市在住、40代後半の男性は「相続した福岡市の実家を将来的には売りたいと考えているが、いつが売り時なのか売却時期を見極めたい」と考え、空き家管理サービスを利用することにした。

福岡市の老舗不動産会社、三好不動産が空き家管理サービスを開始したのは2012年。高齢者住宅推進グループの國将弘氏は、「管理サービスを入り口に、いざ売却、空き家の活用となったときはどんな細かなことでも一番に相談してもらえる関係を築きたい」と話す。

実は管理サービス自体の利益は度外視。管理を依頼される空き家はそもそも不便なところが多い。同社は本業の賃貸管理で行う巡回清掃ルートに空き家を組み込み、できるかぎり効率化している。そうしなければ、月1回の巡回、宅内の清掃など1時間の作業を1万円以内で請け負うことは難しい。

三好不動産では宅外作業だけなど巡回1回当たり約1時間分の作業を選べる

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乱立する遺品整理業者 選択の際の注意点

遺品整理サービスを提供する企業もここ数年増えている。遺品整理と銘打つが、生前の片付けも行う業者が大半。廃棄物処理業者として11年度に参入したリリーフ(兵庫県西宮市)では13年度の案件数が約1000と当初の3倍に拡大した。

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