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小中一貫校とは何か 来年度から「義務教育学校」が誕生

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9月下旬。東京都品川区の区立荏原平塚学園では、5年生である授業が行われていた。テーマは「友達に誘われたときにうまく断るには?」──。大人でも難しいこの課題に対して、子どもたちは相手を傷つけない方法を探りながら、互いの意見を出し合う。

 品川区立 荏原平塚学園  

「市民科」など独自教科に特色 9学年が一体型校舎で学ぶ

地下2階、地上6階のマンモス校舎(写真上)、品川区独自の「市民科」の授業で人間性を鍛える(写真下)(撮影:風間仁一郎)

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品川区は区全域で小中一貫教育を推進する。独自に策定した教育要領に基づき、授業の目玉として取り入れたのが「市民科」だ。1年生から各学年で「生きる力」や「人間関係を円滑にする方法」などを学ぶ。一貫校では中学3年生は、“9年生”と呼ばれる。

このほか同学園では、品川区の他の学校と同様に、英語の授業を1年生から実施。5・6年生については中学校の英語教諭など2人が交代で授業を担当し、学力強化を図っている。「当学園は9学年が同じ校舎で学べる施設一体型なので、教師の相互乗り入れが容易」と青木経(おさむ)校長は強調する。

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