今年2回目のミサイル発射敢行した金正恩の狙い 極超音速ミサイルで米主導の先制攻撃抑止狙う

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米国がモスクワを拠点のロシア企業も制裁対象に

ヌーランド米国務次官は11日に記者団に対し、北朝鮮のミサイル試射は「われわれを誤った方向に導いている」と発言。「政権発足以来、われわれは北朝鮮との対話にオープンだと述べてきた。コロナや人道的援助について協議することにもオープンだ」と語った上で、「それにもかかわらず、彼らはミサイルを発射している」と指摘した。

米財務省は12日、国外在住の北朝鮮国民5人について、北朝鮮の大量破壊兵器および弾道ミサイル開発を支援したと認定したと発表。モスクワを拠点とするロシア企業パーセクについても制裁対象に加えた。

ブリンケン国務長官は同日の声明でこの決定について、「北朝鮮による拡散活動の継続とそれを支える者に対し、われわれが重大な懸念を抱き続けていることを伝えるものだ」とコメントした。

米政府、北朝鮮に対する国連制裁を提案へ-ミサイル発射受け

極超音速ミサイルの発射実験(1月11日) 

 

原題:Kim Jong Un’s Hypersonic Missiles Show He Can Hit U.S. Back (1)(抜粋)

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著者:Iain Marlow、Jon Herskovitz

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