物言う株主スターボード、米ヤフーにAOLとの合併を提言

メイヤーCEOにAOLとの戦略提携を提言

9月26日、スターボード・バリューは、米ヤフー株式を取得し、米AOLとの戦略的提携を提言した。写真は昨年4月、カリフォルニア州サニーベールのヤフー本社前で撮影(2014年 ロイター/Robert Galbraith)

[サンフランシスコ 26日 ロイター] - 物言う株主として知られるスターボード・バリューは26日、米インターネット検索大手ヤフー<YHOO.O>の株式をかなりの規模取得したうえで、米AOL<AOL.N>との合併を検討するよう求めたことを明らかにした。

スターボードバリューはこのほか、経費削減、アジア資産の収益化なども提言。メイヤー最高経営責任者(CEO)宛ての書簡で、AOLとヤフーの中核事業の統合は、コスト削減の機会を得る「最善の方法」になるとした。

同日の米株式市場ではヤフー株が4.4%高、AOL株が3.7%高で取引を終えた。

メイヤーCEOは26日遅く、書簡の内容を精査するとの声明を発表した。

スターボードは、両社の合併が実現すれば、オンラインディスプレー広告などの重複分野の削減で、最大10億ドルの相乗効果が見込めるとしている。

アイアンファイアー・キャピタルの創業者エリック・ジャクソン氏は「実現するとは思わないが、メイヤーCEOにさらに圧力がかかるだろう」と述べた。

ヤフーは、グーグル<GOOGL.O>、フェイスブック<FB.O> 、ツイッター<TWTR.N>などと比べ、収入が伸び悩んでいる。

ヤフーの株価は2012年のメイヤーCEO就任以降、150%以上急騰しているが、市場関係者の間では、ヤフーが中国アリババ・グループ・ホ-ルディング<BABA.N>や日本のヤフー<4689.T>の株式を保有していることが背景との見方が多い。

スターボードは、ヤフーのアジア資産について、効果的な節税対策を通じた「収益化」が最優先課題だと主張している。

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