「ビッグデータ」って、やっぱりすごそうだ

『データの見えざる手』を読む

だいたい、その数式が熱力学に由来しているというのが気に入らん。というか、なんでいきなり熱力学なんかというのがわからんやないか。天の邪鬼としては、よし、そんなこと熱力学がいうのやったら、35%ほど執筆してこましたろやんけ、と思うけど、根気がないからできはしない。やっぱり熱力学が正しいのかもしれん…。やっぱり、すんません。

 ここまでは、まぁ そんなもんかという気がする。が、話はどんどんとディープになっていく。職場の生産性は、休憩時間における体の動きの多さ、すなわち動きが活発であるほど 高い、 というのである。う~ん、ほんまかいな、と思うけど、ビッグデータ様に逆らうわけにはいかないので、納得したことにして次へ。

ビッグデータから見える単純な「方程式」

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店内の従業員動線と顧客動線の計測結果

それも、ある人と会ってからの時間をTとすると、再会の確率が1/Tに比例して、すなわち、会わなかった時間に反比例して減っていく、という、アホみたい に単純な方程式なのだ。ウソちゃうんか、という気がするのであるが、 メールに対して返信する時間も同じ方程式になるらしい。

そういわれてみたら、しばらく返事をしなかったら、どんどんしづらくなって、ほったらかしになるこ とがけっこうある。でも、それって確率で話ができるんかいな、という素朴な疑問がないではない。ここでは熱力学はでてこんでええんか、とか、わかってない くせに、意味なくつぶやいたくなったりもする。

こういったことから、人間の行動を定量化して人間の行動についての方程式を作ることができるのではないかと話は進んでいく。は?さすがにそんなもん無理や ろ…。ところが、である。ある人とある人が会うことを調べることができるウェアラブルセンサーで調べた研究から、びっくりするほど単純な「方程式」が導か れてしまったという。

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