ただ、真相はそう難しくない。コンサルティング会社は高度な事業運営を行う印象があるが、実際は泥くさい労働集約型のビジネスである。一般に全社コストの大半がコンサルタントの人件費。シグマクシスの場合も、平均年収1041万円に上る従業員の人件費が全コストの7割を占める。同社の全従業員390人のうち、9割はコンサルタントだ。要は、彼らをいかに“高い単価”で“たくさん稼働”させるかによって収益性は決まる。
問題は、このうちの稼働率の低迷だった。前2013年まで続いてきた製造企業向けの大口案件が終了したことで、今年度は4月から9月の半年だけでも8億円程度の減収要因になることが目に見えていた。新規受注によってその穴埋めをしなくてはいけなかったが、当初の想定より手間取っている。
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