公立初、小中高一貫教育「立川国際附属小」の凄さ 英語は小1から週4時間、第2外国語を学ぶ機会も

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だからこそ、児童が持つ知的好奇心を喚起したい、そのための刺激となる多様な教育活動を展開し、学ぶことは楽しいことであると実感してほしいという。

「今は開校前で、夢と理想に満ちあふれています。夢と理想が教育には必要です。しかし、実際に開校したときには、いろいろな化学反応が起こることでしょう。児童同士の化学反応もあると思います。仮にそこで、夢と理想の実現が難しく見えることがあったとしても、目の前の児童を見つめ、今みんなでつくっている理想の教育のよりよい実施に向け、工夫しながら、誠実に取り組み、前に進んでいきたいと思っています」

日本初となる公立の小中高一貫校の開校が、これからの日本の教育システムに希望の一石を投じることになりそうだ。

市村 裕子(いちむら・ゆうこ)
東京都立立川国際中等教育学校附属小学校開設準備室校長
1968年生まれ。91年に外国語科(英語)の教員として入都し、複数の高等学校を経験。 2013年4月~17年3月、東京都立国際高等学校副校長を務め、国際バカロレアコース開設に携わる。17年4月~18年3月、東京都立深川高等学校校長。20年4月から現職

(文:松井佐智子、写真とイラストはすべて東京都立立川国際中等教育学校附属小学校提供)
※タイトル上画像、記事内で使用しているイラストはイメージです

制作:東洋経済education × ICT編集チーム

東洋経済education × ICT

小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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