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コロナ後の世界を理解するための「11の数字」 マッキンゼーが読み解くネクスト・ノーマル

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  • 小松原 正浩 マッキンゼー・アンド・カンパニー シニアパートナー
  • 住川 武人 マッキンゼー・アンド・カンパニー パートナー
  • 山科 拓也 マッキンゼー・アンド・カンパニー パートナー
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MEGA25は、コロナ禍における消費者のデジタルへの移行、ステイホーム需要、サステナビリティへの社会的な関心の高まりの恩恵を巧みに利用して、過去数年間を大きく上回る成長を実現した。

「デジタル、アジャイル、ボラタイル」

企業を取り巻く環境は激変した。消費者のデジタル志向が一気に進み、消費者は、行動を機敏に変え、「移り気」になった(アジャイル)。さらに、需給の急変や、自然災害などにより、グローバル・サプライチェーンの危機が頻発するようになった(ボラタイル)。

③ 62% デジタルチャネルで自動車を買いたいと述べた中国の消費者

コロナを契機に消費者はこれまで試したことのなかったブランド、店舗、購入方法を試すようになった。これまで対面でないと売れないと考えられていた商品の販売チャネルのデジタル化が進み、例えば、デジタル販売に特化していたテスラは大幅にシェアを伸ばした。

④ 30日未満 旅行の準備に要する期間

状況が刻一刻と変化する中で、消費者はこれまで以上にアジャイルに、行動を変えるようになった。ロックダウンが緩和されたら一気に旅行をするなど、消費者は、その都度の状況を踏まえて機敏に行動するようになり、これに呼応して素早く対応できる(アジリティを持つ)企業が成功している。これまでのブランドロイヤルティー(ブランドへの忠誠度)も崩壊して、消費者は言わば「移り気」になった。

⑤ 3.7年に1回 サプライチェーンに1カ月以上の途絶を持たす危機の頻度

パンデミックを契機としたかつてないスピードでの需給状況の変化、温暖化の進展に伴う大規模自然災害の多発などにより、かつてない頻度で大規模なサプライチェーン断絶が発生している。

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【働き方や生き方にも変化が】

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