気持ちを前向きに変える「孤独」との向き合い方 人は皆一人で生まれ、一人で死んでいくもの

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ネガティブなイメージの「孤独」も考え方次第ではポジティブに(写真:polkadot/PIXTA)
人生100年時代を幸せに生きるには、「プラス思考で生きるための転換力」が重要なようです。浄土真宗本願寺派 超勝寺の住職、大來尚順さんによる連載「人生100年時代を幸せに生きる明日への一歩」。エンターテイメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けします。

いろいろと嫌なことが重なったり、ストレスや疲れが溜まると、一人になりたいと思ってしまうことは誰にでもあるごく普通のことだと思います。

人と会うということは、気が付かないところでいろいろ気を遣ったり、意外とエネルギーを消費しているので、よほど気心の知れた人との交流ではない限り、疲れることも多いと思います。特に、他人によく気を遣う方は、その疲労も人一倍となることでしょう。

人との関係を断ち切りたい

こういうときは誰とも会わず、一人で休みたいと思うのも当然です。このような心情は、一時のことなので、時間が経てば気力も体力も回復し、一緒に心情も変わるので、また以前と同じように人と接するようになると思います。

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

しかし、諸事情により、「私は貝になりたい」ではありませんが、人との関係を断ち切りたいと、孤独を強く求める方も少なからずおられるのではないでしょうか。

私のもとに相談にお越しになった方のなかには、孤独になりたいけれども、生活するうえでは孤独になりきれないこともあり、そのことにもどかしさを感じたり、孤独を求めてしまう自分を責めてしまうということを吐露された方もおられました。

このようなお悩みを持つ方もおられると思いますので、気持ちを楽にすることに役立つ考え方を紹介します。

次ページ人は完全なる「孤独」では生きていけない
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事