【産業天気図・重電】円高や欧州懸念が後半の不安材料、下期以降は「曇り」に後退


 東芝<6502>の今期も大幅な営業増益で3期ぶりの最終黒字となる見通し。業績改善の最大要因は半導体の利益増。特にNANDフラッシュメモリはスマートフォンなど需要拡大で高値が続いている。NANDの需給は当面逼迫が予想されており、利益増加のドライバーになる。活況を受け、凍結していた四日市工場の新棟も7月着工する。

システムLSI、個別半導体も状況は悪くない。前期に足を引っ張ったパソコンと液晶はリストラを加速による収益改善効果もプラスに働きそうだ。

三菱電機<6503>も11年3月期は増益見通し。前期の新規案件減少が響く昇降機、公共関連が落ち込む情報通信は苦戦が続くが、主力の産業メカトロニクスが水準は低いものの回復基調にある。パワー半導体、鉄道、電力なども好調で、爆発力はないものの一定の増益は確保しそうだ。

(山田 雄大=東洋経済オンライン)

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