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さようなら、"ミスター牛丼"と呼ばれた男 安部修仁と吉野家の時代

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(撮影:風間 仁一郎)

安部がそう言いきれるのは、まだ一社員だった1980年に吉野家の倒産を経験しているからだ。

120億円の負債を抱えて1980年7月に東京地方裁判所へ会社更生法の適用を申請し、事実上の倒産。この原因はどこにあったか。店舗の急増に対応するため、つゆを粉末に変更したこと、輸入牛肉の供給不足のためフリーズドライの乾燥牛肉の利用に踏み切った事など、店舗増を最優先したことから味の悪化が進み、そのことがファン離れをもたらした、といわれている。

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