投資で人より3割以上儲ける人が貫く2つの大原則 メンタリストDaiGoが実践する決断の方法

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ここから、より決断力を高めるための方法をざっくりお伝えしていきます。

スイート・チェンバーが行っているような優れた意思決定を続けるには、「社会的探索」と呼ばれる行為を継続的に行うことが必要だということが、研究の結果わかっています。

社会的探索とは、時間をかけて新しい人に接し、どのような考え方があるのかを探ること。つまり、一定の自分なりの決断のルールを作ったうえで、それを随時更新していくため、情報収集をつねに続けることが大事なのです。

どんな人から情報収集すれば?

しかし、どんな人から情報収集をすれば、より良い決断ができるのでしょうか?

よい考えを持っている人でしょうか? それとも、新しい情報を持っている人でしょうか。

じつは、どちらも違います。最良の人や最善の考えを探すのではなく、できるだけ多様な種類の人たちと結びついて、幅広く多様な考えに触れるように努めることが、何より重要だということがわかっています。

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集めた考えをさらに別の人たちにぶつけ、どれが共感を呼ぶかを見ながら、戦略を精査していくそれが決断の自動化の精度を高めると、研究でわかっているのです。

なかでも特に重要な指摘が、最初からベストの答えを探そうとしてはいけないとしている点です。いい意志決定をするには、自分とは違う考え方、主流とされる考え方とは異なるアイデアも知ったうえで、決断のルールを作っていく必要があるわけです。

大事なのは、多様性に触れること。一度、決断がうまくいったからといって、過剰な自信を持つと必ず失敗してしまいます。それは「自分の決断のルールは優れている」と勘違いし、環境の変化に気づかず、多様な意見に目を向けないからです。

最初はうまくいっていたのに、だんだんとうまくいかなくなる人は、ここに理由があると言えます。

いい決断を持続できる人の特徴は、

1、 多種多様な人の意見に耳を傾けること
2、 そこにアレンジを加え、決断のルールを更新すること

この2つを身につけるだけで、投資の決断力をグッとあげることができるのです。

メンタリスト DaiGo
めんたりすと だいご / Mentalist DaiGo

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。人の心をつくることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスおよびアカデミックな方向へと転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授、人気YouTuberとして活動中。日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果をあげ続けている。著書は累計330万部。『自分を操る超集中力』『人を操る禁断の文章術』『知識を操る超読書術』(すべてかんき出版)、ほかヒット作多数。

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