決断をミスする人は状況を4つに整理できてない メンタリストDaiGoが説く「単純、面倒、複雑、混沌」

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仕事への対応、家庭での対応、夫婦間、家族間での意識の違い、ワクチンが接種できるようになったとしてすぐに受けるかどうか、我慢しなければいけないことの増加によるストレスをどう処理していくかなど、「複雑」な問題がいくつも絡み合います。そして、それでも毎日は続いていくので小さな決断をいくつも下さなければなりません。

あるいは、結婚や独立といった決断も、それがリアリティーのある選択肢として浮上していれば「複雑」な状況に分類できますが、「そもそも結婚したい、したくない?」「独立って、あり、なし?」とぼんやりした自問自答の段階では「混沌」です。

「決断のルール」があれば、最高の決断ができる

単純、面倒、複雑、混沌。

ここまで「クネビンフレームワーク」による決断の状況の4つの分類について紹介してきました。

そして、よい決断をするには、ここで分類した4つの決断の状況を次のように変化させていくことが重要です。

・「混沌」を「複雑」に
・「複雑」を「面倒」に
・「面倒」を「単純」に
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決断に関する知識と実践の経験が増えると、同じような状況でも意志決定にかかる負荷が減っていきます。

たとえば、株式投資に関する知識がほとんどない人にとっては、初めて株や投資信託を買う決断は「複雑」な状況そのもの。でも、ある一定期間、投資を続け、利益を得ることも、損失を出すことも経験した後であれば、新たな銘柄選びは「面倒」ではあるものの、決められない状況ではなくなるはずです。

このように、どうすればいいのか見当もつかない状況の「混沌」を試行錯誤によって「複雑」に移行させ、仮決めで行動し、学びながら「面倒」にする。

そんなふうに決断のルールをあなたの中に増やしていくことで、4つの決断の状況を1ステップずつ軽くしていくことができるのです。

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