東京ディズニー、30周年の反動減は心配なし シンデレラ城ナイトショーや「ジェラトーニ」が大人気

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さらに期待されるのが、第3の「ダッフィー」投入だ。

クマのキャラクター「ダッフィー」もグッズが人気。7月からネコの「ジェラトーニ」も投入(撮影:尾形文繁)

ダッフィーはディズニーベアとして、2005年にTDS限定で誕生したクマのキャラクター。ぬいぐるみや、ぬいぐるみに着せるコスチュームなど、関連グッズがヒットしてきた。2010年には女の子版の「シェリーメイ」が登場、グッズを買うために1時間以上も行列ができるほどの人気となった。ダッフィーとシェリーメイは、昨年度まで9年続く、客単価上昇を支えてきた立役者でもある。

そのダッフィーシリーズに7月4日、新キャラクターでネコの「ジェラトーニ」を投入。ぬいぐるみやトートバッグ、携帯ストラップほか9種類のグッズが発売されたが、発売から瞬間蒸発する商品が多数出るなど、これまでのキャラクター同様にさっそく人気に火が付いた。

今後の展開は発表されていないが、ダッフィーやシェリーメイと同じように、コスチュームなどの新商品が広がる可能性は高い。30周年グッズの反動による客単価低下を抑制できれば、最高益だった昨年度並みの業績水準が射程圏に入る可能性もある。

鈴木 良英 東洋経済 記者

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すずき よしひで / Yoshihide Suzuki

『週刊東洋経済』編集部記者

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