「伝説の家政婦」タサン志麻さんの絶品レシピ2品 「プロがつくるおうちごはん」のすごいコツ

拡大
縮小

フライパンと鍋でやわらか!オーブンいらずのローストビーフ

オーブンいらずの絶品ローストビーフ(写真:週刊女性PRIME)

<材料(4~5人分)>

*ローストビーフ
牛モモ肉(かたまり。アンガスビーフなど高価でないものでOK) … 400~500g
塩、こしょう … 各適量
サラダ油 … 適量

*ソース
赤ワイン … 100ml
コンソメキューブ … 1/2個 水 … 50ml
バター … 30g

*付け合わせ
インゲン、ブロッコリー、アスパラガス、たまねぎ、バター ※すべて適量

●志麻さんのメモ
「肉を休ませている間に、野菜スープ(記事内でご紹介)などもう一品作りましょう!」

<作り方>

1.肉を冷蔵庫から出して1時間以上置き、室温に戻す。

肉を冷蔵庫から出して1時間以上置き、室温に戻す(写真:週刊女性PRIME)

2.肉の表面の水分をふき取り、塩、こしょうを全体にすり込む。

☆ワザ
(1)肉の入っていたプラスチック容器の水分をふき取り、容器の上で塩、こしょうをすると洗い物減。
(2)肉のうまみを感じるために、塩味をしっかりめにつける。

3.フライパンに油を多めにひく。

☆ワザ
油の量が少ないと焼き色がきれいにつかないので注意。

4.肉の1面ずつに強火で焼き色をつけていく。まず、両端を手で押さえながら焼く。フライパンはソース作りに使うので、そのまま置いておく。

肉の1面ずつ強火で焼き色をつけていく(写真:週刊女性PRIME)
☆ワザ
なるべく肉を動かさず、強火で30秒~1分間ずつ全面にきれいに焼き色をつける。煙が出すぎたら、ときどき火からフライパンを離すとよい。

5.焼き色がついた肉をラップで二重にくるみ、厚手の密封袋に入れ、できるだけ空気を抜いて口を閉める。

焼き色がついた肉をラップで二重にくるむ(写真:週刊女性PRIME)
☆ワザ
ラップは水分が入らないよう二重に。

6.大きめの鍋に(5)がかぶるくらいの湯を沸騰させ、(5)を入れる。肉が浮いて湯から出ないように、皿などで重しをする。

肉が浮いて湯から出ないように、皿などで重しをする(写真:週刊女性PRIME)

7.再び沸騰させて3分たったら火を止めて、湯に入れたまま15分間置く。湯から出して、さらに15~20分間休ませる。

☆ワザ
肉を切るのが早いと肉汁が出てしまうので、十分に休ませる。

8.肉を焼いたフライパンを熱し、たまった脂を捨てる。

9.火を止めて赤ワインを入れ、余熱で火を入れる。

☆ワザ
フライパンに残った肉のうまみがワインに溶け込む。

10.再び火をつけ、コンソメ、水を加えて煮詰める。

11.分量が1/3くらいになるまで煮詰め、バターを加える。

12.肉を袋から取り出してそぎ切りにし、ソースをかける。

次ページつけあわせとスープも添えて
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT