コロナ禍で国外投資家に嫌われたNYマンハッタン 外国勢による米不動産投資先で首位シアトルに

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ニューヨーク・マンハッタンは、国外投資家による米不動産投資先のランキングで首位の座を失った。新型コロナウイルス禍で投資資金がオフィスから産業用不動産に移ったことが背景。

リアル・キャピタル・アナリティクスによると、米国外からのマンハッタン不動産への投資は、3月までの1年間で79%減の約20億ドル(約2180億円)。一方、米国の倉庫や物流施設に対する外国からの投資は39%増の106億ドルとなった。外国勢の総投資額は33%減の352億ドル。

リアル・キャピタルのシニアバイスプレジデント、ジム・コステロ氏はインタビューで、「マンハッタンはオフィス市場の状況に応じて浮き沈みする」と指摘した。

代わりに首位に浮上したのはシアトルで、外国からの不動産投資は11%減の25億ドル。巨大IT企業のアマゾン・ドット・コムとマイクロソフトが本拠を構えるシアトルには、米不動産の最大の投資元であるカナダから引き続き資金が集まった。

原題:Manhattan Loses Top Spot Among Foreign Real Estate Investors(抜粋)

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著者:John Gittelsohn

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