アジアの株式投資家はコロナ関連指標に再注目 台湾とシンガポール感染者急増が株価に悪影響

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

新型コロナに『慣れ』過ぎが最大のリスク

先週の台湾とシンガポールでの感染者急増を受け、MSCIアジア太平洋指数は3.2%安と、週間ベースで2月以来の大幅な下げとなった。インドネシア株の指標は19日、テクニカルな調整局面入りを辛うじて免れた。イスラム教の断食月ラマダン明けを祝うイード・アル・フィトルの連休後に予想される感染者急増で、景気回復が損なわれるとの懸念が広がっている。台湾とシンガポールの株価指標は回復に向かっているものの、今月は依然として世界の株価指数の中でも下げが目立つ。

BNPパリバ・アセット・マネジメントのアジア太平洋部門でマルチアセット・クオンツ・ソリューションズ責任者を務めるポール・サンドゥ氏は「どの国も新型コロナに『慣れ』過ぎており、本格的な回復の遅れにつながりかねない。それが現時点で予想される最大のリスクだ」と述べた。

原題:Virus Surge in Asia Has Traders Seek More Data for Investments(抜粋)

More stories like this are available on bloomberg.com

著者:Ishika Mookerjee

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事