アップル最新iPad Pro部品供給遅れで納期先送り 今四半期の売上高が最大40億ドル失われる恐れ

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アップルは、タブレット端末「iPad(アイパッド)プロ」の新しい最上位機種について引き続きサプライチェーンの制約に見舞われている。既に1カ月半遅れている納期がさらに遅れる恐れがある。

公式な販売開始は約1週間後だが、購入者が入手できるのは7月の後半になる可能性がある。予約注文の納期は既に、6月下旬や7月上旬に先送りされている。

iPad Pro最上位機種が発送に遅れ

主な問題は12.9インチ型モデルに搭載される新しいミニLEDスクリーンの製造が技術的に困難なことだ。ブルームバーグ・ニュースは4月に、次世代ディスプレーの生産上の問題について報じていた。ディスプレー納入業者は依然として、生産量拡大に苦戦していると事情に詳しい関係者が述べた。

最新のiPad Pro

アップルのオンラインストアによれば、より標準的なスクリーンを搭載する11インチ型のアイパッドプロは5月下旬から6月上旬にかけて購入者に届けられる。同社の広報担当者はコメントを控えた。

アップル幹部は1-3月(第2四半期)決算発表時に、高い需要と半導体不足によって今四半期の売上高が最大40億ドル(約4370億円)失われる恐れがあると述べていた。

原題:Apple Is Said to Face Continued Delays in Delivering iPad Pros(抜粋)

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著者:Debby Wu、Mark Gurman

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