EVメーカー・テスラの次の標的はエネルギー市場

2025年までにエネルギー部門の売上80億ドルに

電気自動車(EV)メーカーとして著名な米テスラがエネルギー生成・貯蔵分野を重点的に強化し、新たなドル箱市場に「攻め込み征服する」構えだと、カナコード・ジェニュイティが指摘した。

カナコードのアナリスト、ジェド・ドルスハイマー氏はテスラの投資判断を「ホールド」から「買い」に変更したほか、目標株価をウォール街で最も高い部類に入る1071ドルに従来目標の419ドルから引き上げた。これは、テスラ株に60%近い上昇余地があることを示唆する。

同氏はテスラのエネルギー生成・貯蔵部門の売上高が2025年までに80億ドル(約8750億円)に達する可能性を指摘。12日の顧客向けリポートで同社について、「エネルギー貯蔵における一大ブランドとなる方向で、電化と調和するエネルギー製品でアップルのようなエコシステムを急速に作り出しつつある」との見方を示した。

テスラは電池の自社生産必要、EV向け需要満たすため-CEOが示唆

テスラ株は同日、3.7%高の701.98ドルで取引を終えた。

原題:Tesla to Conquer Trillion-Dollar Energy Market, Canaccord Says(抜粋)

著者:Joe Easton、Jan-Patrick Barnert

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