米GMシルバラードで電動ピックアップ市場に参入 目標は2035年までに全ての製品をEVに
米ゼネラル・モーターズ(GM)は6日、「シボレー・シルバラード」の電動モデルをデトロイト・ハムトラックの拠点で生産すると発表した。電動ピックアップトラック市場に参入する。
マーク・ロイス社長は、現在「ファクトリー・ゼロ」と呼ばれるハムトラックの電気自動車(EV)製造施設で、スポーツタイプ多目的車(SUV)「GMCハマー」やピックアップトラックのシルバラードを生産すると明らかにした。
同工場ではGM製バッテリー「アルティウム」を搭載したトラックやSUVなどを組み立てる予定で、電動シルバラードも計画に含まれていた。メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は販売する製品を2035年までに全てEVにする目標を掲げており、アルティウムは今後、他の車種にも使用される。
GMによると、シルバラードのEVは1回の充電で走行できる距離が最低400マイル(約644キロメートル)。
同社の株価は1.5%高の61.94ドルで終了し、終値ベースの過去最高値を付けた。一時は63.44ドルまで値上がりし、取引時間中の最高値も更新した。
原題:GM Enters EV-Pickup Battle With Silverado at Detroit Plant (2)(抜粋)
著者:David Welch
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