アイドルに「嫌われる握手」「好かれる握手」の差 元「アイドリング!!!」リーダー・遠藤舞が明かす
③ツッコミ待ちの何かを用意してくれている
先に書いた、おしゃべりがあまり得意でないアイドルの子たちでも簡単に突っ込めるような何か(例えば面白いメガネとか、可愛いor変わった柄の服とか)を身につけて来てもらえると、話題がなくなってしまった時にとても助かる。
一つだけ注意点があるとすれば、大きな帽子などまわりのヲタクの迷惑になりそうな小道具はトラブルの元になるのでNG。あとは気合い入れて面白グッズ仕込んでいったのに、おもくそスルーされてスベってしまっても私は責任負いませんからね。
④握手する前に手をぬぐう
たまに緊張から手汗をかいてしまい握手を躊躇したりする方がいらっしゃるが、案外手汗とは気にならないもの。それでも、エチケットとしてハンカチやシャツで手をぬぐってから握手をしてくれるのはとても好感度が高い。水分がぬぐいきれなかったとしても、そのお気持ちが嬉しいので「ぼく手汗がすごいから握手しなくてもいい」なんて遠慮せず握っていこう。
握手会はアイドルとヲタクの共同作業
⑤終盤で労ってくれる
流石に何時間も立ちっぱなしの握手会だと段々と体も疲れてくる。終盤になると、私たちは声がかすれたり脚が痛くなってくるが、ヲタクのみなさんは夏場は日よけのない場所での待機で体力を奪われたりしていく。握手会はアイドルにとってもヲタクにとっても体力勝負なのだ。
そんな中で「あとちょっとだから頑張って」と労われると「お互いがんばりまししょーね!」なんて共同作業をしている感じになれる。だからといって長々握手させてかわいそうだからと早めに握手を切り上げたりはしなくて大丈夫。ヲタクはヲタクで最後までやりきってほしい。
繰り返しになるが、基本的には本当に来てくれるだけでありがたい。変に肩肘張らずにナチュラルに楽しんでもらえるだけで十分だ。
ただ、一方でこれはあまりアイドルから評判よろしくないぞという握手の仕方もあるので、次にそちらについても語りたいと思う。
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