上原淳鉄道局長と江口秀二技術審議官が昨年12月の第7回有識者会議以降、第8回、第9回と大井川流域に足を運んで、県の頭越しに流域10市町の首長に有識者会議の状況を説明しているが、川勝知事はそれについても厳しく批判した。
「自分たちの説明を理解していただいたなどと、あたかも住民に対する理解ができているごとくコメントをされている。押し切ろうという姿勢が見える」
川勝知事のこの発言は、おそらく2月21日に静岡県島田市内で開催された流域10市町の首長との意見交換会後の記者会見で上原局長が発言した内容を指している。流域10市町は全量戻しにこだわっているのではなく、「まず話を聞きたい」という姿勢である。
翌日の新聞は「上原淳鉄道局長は有識者会議の議論について『流域市町からは納得とはいかずとも、ご理解いただけた』という認識を示した」と報じた。実際の上原局長の発言は、第8回の有識者会議で議論のプロセスを首長に説明したことを伝えたうえで、「こういうことを説明しているということは首長の皆さまからは納得とはいかずとも、ご理解いただけた」と発言している。
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