アルバイトを選ぶ時も就活を意識--大学1、2年生に焦り
大学生がアルバイトを、就職活動を前に社会と関わりを持つ機会と捉え、「社会を経験する場」「社会で通用するスキルを身につけ、自信をつける場」として活かしたいと考えていることが分かる。
就活に有利なアルバイトとは?
就活に有利だと思うアルバイトを聞いたところ、1位「接客(フード・アミューズメント)」(50.5%)、2位「営業」(45.8%)、3位「講師・インストラクター」(32.1%)が上位に。
理由としては、「敬語を正しく使えるようになる」「相手に好感を持ってもらえる振る舞いが身につく」といった、社会人としてのマナーを身につけたいという意見や、「対面販売など仕事の基本がわかりそう」「世代の違う人との会話に今から慣れておく」など、社会の仕組みや人間関係を理解したいといった意見が目立った。
「an」の奥山真編集長は「景気低迷による就職難の影響を受け、大学生のアルバイト選びに変化が見られます。就職活動で悩む先輩を見て就職に焦りを感じる大学1・2年生が、アルバイトを就職につながる力をつけるチャンスとして捉える傾向が高まっています」とコメントする。
(東洋経済HRオンライン編集部:田宮寛之)
【調査概要 】
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:四年制大学に在学中の大学生(全国)
調査期間:2010年2月8日~2月11日
有効回答数:800人
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら